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DISEASE

代表的な疾患

足関節骨折

症状

足関節部に痛みや腫れ、皮下出血、外反変形や内反変形などがみられ、歩行困難になります。

原因と病態

跳躍や高所よりの転落・転倒などにより、足関節に強い外力が働くと、足関節周囲の靱帯損傷や骨折が生じます。それらは足部が回外または回内位をとるような肢位で、距骨が外旋または内転、外転するような強い外力が働くことにより生じます。その結果、いろいろな骨折や靱帯損傷の組み合わせた病態になります。

診断

受傷機転の問診、足関節の腫れや圧痛、変形、皮下出血を確認し、X線検査を行います。術前の評価のため、CT撮影を行う場合があります。

治療

骨折のずれが少ない場合や徒手整復で整復位が得られれば、外固定で保存的に治療可能です。ずれが大きい場合や整復位が得られても不安定性が強い例や十分な整復位が得られない場合には手術が必要です。