当院検査室の責務
当院は第2種感染症指定医療機関であるため新型コロナウイルス感染患者の
受け入れや治療を積極的に行っています。感染拡大を防ぐため感染対策を徹底した上で
新型コロナウイルス感染症の検査や日常業務に取り組んでいます。
当院における新型コロナウイルス感染症の検査
新型コロナ感染症の検査の運用
令和5年5月8日をもって新型コロナウイルス感染症は2類感染症から5類感染症になりました。2類感染症時は、入院時に抗原定量検査を必須とさせていただきましたが、5類感染症となり、全身麻酔による手術時のみリアルタイムPCR検査を施行しています。有症状時においては抗原定量検査を主として実施しています。
新型コロナウイルス感染症検査における取り組み
呼吸機能検査
検査時はサージカルマスク、アイシールドを着用
マウスピースやノーズクリップは使い捨てを使用検査終了毎にの機器消毒、手指消毒を施行
院内の蛇口はセンサー式に統一
12誘導心電図・超音波検査
検査時はサージカルマスク着用
検査台はベッドシーツ、枕カバーの廃止を廃止し、検査終了毎にアルコール消毒施行
感染症病棟におけるポータブル心電図検査
検査時はPPE(個人防護服)を着用
心電計、超音波機器はラッピングし、波形や画像データは無線化
新型コロナウイルス感染症の検体採取
実際の検体採取の風景
2021.10月より検体採取専用の部屋を開設
医師、看護師、臨床検査技師、事務員で採取者、介助者を分担し1日平均30人程度採取を行いました。
当院における新型コロナウイルス検査数
令和2年5月~令和5年6月 総件数 39120件