PNS® 当院はPNS®を導入しています PNS®(パートナーシップ・ナーシング・システム) 看護師が安全で質の高い看護を提供することを目的とし、2人の看護師が良きパートナーとして、対等な立場でお互いの特性を活かし、相互に補完し合う看護提供方式です。 PNS®の効果 患者さんに安心・安全な医療を提供できるベッドサイドへ電子カルテを持ち込み、 患者さんのそばで観察をしながらリアルタイムで記録が出来る。 医療チームとして情報を共有できる勤務時間内にカルテ記載を終わらせる、という共同作業が時間外業務を削減させる看護師間のコミュニケーションが増す看護技術面でのインシデントが減る情報を共有していることで、1人の急変時に即対応していても、もう1人の看護師がいることで、途切れることなく受け持ち患者さんの対応ができる。 また、急変患者さんの対応に集中できできる昼休憩が確実にとれる看護実践の可視化が看護の伝承 伝授となり教育効果が生まれ人材育成につながる PNS®での日勤業務 1つのペアは基本10人の患者さんを受け持ちます。 出勤 情報収集それぞれ自分の受け持ち患者さん5人ずつの情報収集をする。 その後、点滴やパソコンワゴンの準備をする 8:30 夜勤者と日勤者がそろって管理申告をきく 8:40 夜勤勤務者から申し送りをうける 8:50 情報収集・申し送りが終わった時点で2人で当日の業務の打合せをする。ケア実施者と記録係をきめる 9:00 ペアとベッドサイドへ行き、 検温及び環境整備、ケアを実施する。わからないことや疑問があるときはペアと相談しながら一緒に行う 10:30 リーダーへの報告業務の進捗状況をリーダーへ報告する。この時、補完が必要な残務も報告する 11:30〜13:30 昼休憩。ペアで交互にとる 14:00 入院対応や検査 手術の送り迎えなど 15:00 リーダーへの報告業務の進捗状況と残務をリーダーへ報告する。リーダーは残務の補完を采配し、定時に業務を終えることを目指す。ペアと協力して定時に業務ができるようにマネジメントし業務を行う 16:30 日 L3 勤務者への申し送り 17:15 勤務終了 新人教育との連動 1人で任せるようになるのではなく、やれないことを補完して、一緒にやりながら成長するのを待つ体制。やれないうちは2人+1人 (新人看護師) でがんばる。中堅看護師と新人看護師がパートナーを組み看護実践を行うことで、新人看護師は知識・技術のコツ、 バランス感覚 コミュニケーション能力を学ぶ機会となる。